住宅性能
1.耐震性能
耐震性能だけは「家を建てた後では容易に変えることができない」ものです。
耐震性能が高いか低いかは、家を建てる前の地盤や基礎作りに関わってきます。
住宅会社を検討していく時、つまり家づくりを始める前に考えていないと、いざスタートしてからでは遅いという事態になりかねません。
当社では、耐震等級3を目指した住まいづくりを行っております。
耐震等級3とは:「耐震等級1の1.5倍」の地震が起きてもすぐに建物が倒壊や損壊、損傷しない程度の耐震性とされています。「住宅性能表示制度」に定められた耐震等級の中で一番耐震性が高いのが耐震等級3です。大地震が起きても建物にダメージが少なく、地震後も住むことが可能なレベルと考えられます。
近年、各地で地震が頻発しています。被害を少しでも減らすために平時の今、耐震性能について考えてみてはいかがでしょうか。
2.断熱性能
近年、ヒートショックで亡くなる方が増加しています。ヒートショックとは急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。
暖かいところから急に寒いところへ行くと、急な温度変化が原因で血管が縮まります。
これによって血管内に急な圧力がかかり、心臓や脳などの血管の負担になり脳卒中や、心筋梗塞などを誘発させる原因となります。
ヒートショックを防ぐためには、このような部屋間の温度差をなくすことが重要です。
対策として、高断熱材の使用があります。
断熱性能が上がると、冷暖房などの光熱費削減につながるメリットもあります。
3.気密性能
「先進的窓リノベ事業2024」
「先進的窓リノベ事業」とは…
既存住宅の窓やドアを断熱性能の高いものに交換するリフォームに対して、最大200万円の補助金が交付される事業です。
補助対象工事:ガラス交換、外窓交換(カバー工法・はつり工法)、ドア交換(カバー工法・はつり工法)、内窓設置
はつり工法:既存窓・既存ドアのガラスや枠を取り外し、新しいものに交換すること。
カバー工法:既存窓・既存ドアについて、枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け複層ガラス又はドアを交換すること。
先進的窓リノベ2024事業リンク:https://www.env.go.jp/content/000211447.pdf
窓やドアをリフォームして家の気密性を上げると、家の中の温度が安定し、今まで以上に快適に過ごすことができます。